娘の命日

今日、10月5日は娘の命日です。

娘と言っても、この世の光を見る前に死んでしまったのですが・・・。


４年前。安定期に入った矢先のこと。破水してしまったのです。

すぐに入院。妻は羊水が出てしまわないようにほとんどベッドに寝たきりになりました。


医師の先生いわく、子どもがこの状態でお腹の中で成長するのは難しいとのこと。

それでもワタシは、何か方法が無いか、インターネットで必死になって探しました。


そして約１ヶ月後の10月5日の夜。娘は自ら鼓動を止めて、妻のカラダの外に出てきました・・・。


火葬した日は雨でした。

小さな棺桶に納まった娘。

ちっちゃな骨になった娘。

小さな骨壷に納まった娘。


お墓に納骨した日は秋晴れでした。

小さな骨壷をご先祖さまの骨壷と並べて置きました。

「おじいさん、ご先祖さま、娘をよろしくお願いします」


うちのリビングには、ペーター佐藤さんの描いた女の子の絵を飾っています。


この女の子を娘だと思って飾りました。

今日も娘は、ワタシたちの生活を見守っています。



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